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ゲーム紹介
第2回 「要と千花」
差出人不明の手紙に千花の影を感じた要は、その真意を確かめるべく帰郷する。2年ぶりに故郷に戻り、幼なじみであり千花の姉でもある百花と言葉を交わした要は、手紙の差出人を探す旅に出ることを決意する。
その旅の途中、何度もフラッシュバックする千花との思い出の欠片──ゲーム紹介第2回は、要と生前の千花の関係にスポット当てる。
2年前――病床の千花を見舞う要は、いったい何を思っていたのだろうか?
要の記憶の中で、明るく振る舞う千花。
しかし要は、彼女の透き通るように白い肌や折れてしまいそうなほど細い腕に目がとまると、否応なく千花の身に迫る現実――“死”を意識してしまう。
一緒に遊んだ幼馴染みで妹のように思っていた女の子が、白い筺のような病室に閉じこめられている。
ベッドに横たわる少女へ、いったいどんな言葉を掛ければいいのだろうか?

千花との回想シーンは断片的に描かれている部分が多く、互いの会話も不完全で噛み合っていない印象を受ける。これは記憶が曖昧になっているからか──それとも、要自身が記憶を封印したいと思っているからなのだろうか?

矢沢 千花
逢坂要の幼なじみで、百花の双子の妹。
姉の百花よりもしっかり者で、割と物事をはっきりと言うタイプ。
生まれつき心臓が弱く、幼い頃から入退院を繰り返していたが、二年前の夏、病状が悪化。入院先の病院で手術を受けたが、そのまま帰らぬ人となった。享年14歳。

亡くなってから2年後、要や百花のところに届いた手紙には、千花のものと思しき言葉が書かれてあったのだが…。




▼要と付き合うことになった事を、姉の百花に告げる千花。その妹を、百花はどのような目で見ていたのだろうか──?



要・百花・千花は幼馴染み。家族ぐるみの付き合いをしていた3人は、いつも仲良く遊んでいた。




 
死を前にした幼馴染みからの告白。
要にはそれを拒絶する事もできたし、彼女の気持ちに真剣に向き合う事もできた。しかし彼が選んだのはそれ以外の、第三の選択だった。
その自分の選択がもたらした結末に対しての要の心情が、11月8日に更新されたノベル第4回『追憶』の要と百花のやり取りの中にある“後悔”という言葉からうかがえる。つまり、それは3人にとって良くない結果をもたらしてしまったのだと予想される。
それからほどなくして、千花はこの世を去ってしまった。
そして要は、その事実から目を背けるように故郷を離れてしまった。一方百花の方は、残された家族とともに清水に残る事になる。
千花の告白によってただの幼馴染みでなくなってしまった3人の関係は、さらに彼女が死んだことで修復不能なまでに壊れてしまったのだろうか?
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