『Merveille』の物語については、公開されている小説を読めば分かるけど、それが全てではない。
大決戦の結果や投票結果はもちろん、場合によっては参加ユーザーのBBSの書き込みが物語に取り入れられることもあるし、さらには戦闘のたびに送られてくる戦闘結果メールも、物語の進行と密接に関係している。
その上、マイキャビンから閲覧可能なメインキャラやパートナーキャラからの「メッセージ」までもが、物語やBBSの内容と関係しているのだ!

ここでは、すでに行なわれた第1話を例にとり、ゲームに参加してはじめて分かる、それらのおもしろ情報の一部を紹介しよう。参加しようかどうか迷っている人も、途中から参加した人も参考にしてね。

■1−1話 『激走!バトルレース』 その1■

●あらすじ
ホキサン島。この島は、ショッピングやカジノなどの観光産業によって賑わっていた。
七艦隊が島に到着した時に開催されようとしていたのが、戦闘を含め、なんでもありありの海上「バトルレース」。このレースの賞品こそ『波のかけら』だったのだ!

●戦闘
なんと、ホキサン島の周辺海域に無数に浮いている広告付きのブイが、戦闘の邪魔になったのだ。
戦闘メールでは、以下のような失敗メッセージが多発することに……。
 「電撃太郎は広告ブイの内容が気になって敵艦を見失った。」
 「電撃太郎は砲撃を失敗した。砲弾は広告ブイに命中した。」

●BBS
ファナの陣営BBSでは、ユーザー主催の「人生の名セリフコンテスト」が開催された。マイキャビンの「メッセージ」でファナも参加したぞ。
キャル陣営では、宝くじ売りや、ほかにもいろいろな商売が登場。これもメッセージに反映された。
コノハ陣営では、なんとユーザーのキャラクター同士で結婚した者が出ることに!……これを小説に反映したところ、各陣営で続々とカップルが誕生!
ティエン陣営では「流影雑伎団」が組織され、以後いろいろな出し物を公開。これもメッセージに話題として取り上げられたぞ。

●投票
バトルレースに参加するかどうかを聞いてみたところ、全陣営が参加を選択した。みんな戦いやレースが好きなんだな……。

●大決戦
コノハが勝利した!

■1−2話 「激走!バトルレース」 その2■

●あらすじ
バトルレースに参加することになった七艦隊。(前週の投票を反映)
そんな中、この島を牛耳っているのが、評判の悪いギャング、ボス・サリーノであることが判明。
コノハはレースの準備を進めようとするが、肝心の師団長マクレーンの姿がない。そんなマクレーンは、レース当日になってひょっこり姿を表す。彼は部下の結婚式に出ていたのだ。コノハへの招待状を渡し忘れたまま……。

●戦闘
バトルレースに突入したため、七艦隊以外の船も登場した。それが戦闘メールに反映されたぞ。
 「電撃太郎の砲撃!砲弾は関係ないレース参加艦に命中した。とりあえずライバルが一隻減った。」
 「電撃太郎はレースを見物している遊覧船に手を振った。」

●BBS
ミーニャの陣営BBSでは、船内にトラップをしかける者があらわれ、大混乱に。この模様は小説で反映された。コリエル陣営では、自己紹介が大流行。みんなすごい経歴の持ち主だった……。

●投票
レースに勝利する方法について質問してみた。
大決戦で勝利することになるアレクシス陣営では、「艦船強化」「技術強化」「戦闘で敵を減らす」の3つに綺麗に意見が分かれていたのだ。このバランスが勝利を生んだ?

●大決戦
アレクシスが勝利した!

■1−3話 「激走!バトルレース」 その3■

●あらすじ
レース開始と同時にトップに躍り出た赤い艦があった。
レッド・ローズと名乗る女性がキャプテンを務めるこの赤い艦は、トップに立つと同時に大量の機雷をレース会場にばらまいた!
アレクシス陣営では、船員の意見を取り入れて「戦闘グループが機雷やライバル艦を撃破して、その間に、レース仕様の小型艦にレース技術熟練者を乗せて突っ走らせる」
という作戦で突き進むことに。(前週の投票と大決戦結果を反映)

●戦闘
レッド・ローズのばらまいた機雷が登場。戦闘は大混乱に陥る!
 「電撃太郎は機関操作で砲弾を避けた!しかし、機雷に当たってしまった。」
 「電撃太郎は敵艦を撃つタイミングを逃したことを知った。すぐに狙いを機雷に変えた。撃ち出された弾はみごとに機雷に命中した。」


●BBS
ファナ陣営では船内の修理が進む。艦内に図書館が作られ、寄贈本が集まった。これは小説に反映されたぞ。コリエル陣営では、焼き肉パーティーを開催。キャル陣営では船内にネズミが大量発生し、大混乱に。一方、コノハ陣営では、機雷除去について陣営一丸となっての動きが……。

●投票
レースの状況についての質問。「楽しんでやってる」という陣営が多い。自信の表れか?それともノンキなだけか?

●大決戦
ファナが勝利した!

■1−4話 「激走!バトルレース」 その4■

●あらすじ
突然の嵐がレース会場を襲う。
嵐と七艦隊の活躍により機雷が処理されつつあるのを知ったレッド・ローズは、起爆スイッチを入れ、一気に機雷を爆発させた!
機雷を船内に引き上げて調べていたアレクシスのホライゾン号は大ダメージをうけてしまう。
それを目撃したファナは、すぐにアレクシスに救いの手を差し伸べる。

●戦闘
嵐により戦闘はさらに混乱する!
 「電撃太郎は雨で手が滑り望遠鏡を落としてしまっていた。」
 「電撃太郎は大波に翻弄され別のレース参加艦にぶつかった。不利な位置になってしまった!」


●BBS
コノハ陣営は、嵐によって被害を受けた島の救援活動を行う。これはメッセージに反映された。
ファナ陣営では、武道大会やボートレースの大会など色々な大会が催される。バトルレース中だというのに……。
その影響を受けてか、ミーニャ陣営でも武道大会が。キャル陣営では、遊戯室での演奏会。
アレクシス陣営では、ビーチバレーやカードゲーム大会が行なわれた。これは小説に反映された。

●投票
レッド・ローズとボス・サリーノ、どっちが悪いかを聞いてみた。両方悪いという意見と、別の黒幕の存在を疑う声も多かったぞ。

●大決戦
ティエンが勝利した!

■1−5話 「激走!バトルレース」 エピローグ■

●あらすじ
レッド・ローズは、ボス・サリーノさえも利用していた。
彼女はメルヴェイユを捜す七艦隊を調べるために活動していたのだ。(前週の投票を反映)
レッド・ローズは、謎の組織に報告に戻るためレースを放り出して逃げ出す。それを追いかけるのは、ティエンの流影号だ。流影号に追いつかれるのを恐れたレッド・ローズは、目くらましに艦を自爆させ、その隙に行方をくらませた。
実は、この艦にこそ『波のかけら』が積まれていたのだ。ティエンは、海底に沈みゆく敵艦から、みごと『波のかけら』の回収に成功する。
戦闘中のティエン陣営と、船が傷つきリタイアしたアレクシスの陣営を除く残りの5陣営は、コリエルの指示により、全陣営一緒にゴール。ボス・サリーノは、多額の賞金を払わなくてはなくなり破産することになったのだった……。

●戦闘
レッド・ローズの赤い艦からの戦闘が加わった。戦闘メールに以下のようなセリフが登場。
 「電撃太郎は赤い艦に気づいた。交戦中の敵艦とどちらの動きを追うべきか、迷っている間にどちらも見失ってしまった。」
 「電撃太郎は赤い艦が三発もの砲弾を発射したことを知った。瞬時の機関操作で砲弾を三発ともかわした。」

戦闘や投票などのゲーム部分、BBSなどのコミュニティ、そして小説による物語が互いに関係影響しあっているのが分かってもらえただろうか?
自分たちでストーリーを紡ぎ出していく楽しみ。参加すれば、もっとそれを実感してもらえるハズだ!
キミのキャラクターが『Merveille』の世界に登場するのを心待ちにしている。

【BACK】

(C)2001,2002 VRIDGE/Media Works Inc.
記事・画像等一切の無断転載を禁じます 
http://www.mediaworks.co.jp/gamers_s/merveille/index.html