〜 ゲスト制作後記 第三回 荒木毅 〜
はじめまして、プログラマーの荒木です。とうとう制作後記の順番が回ってきました。とはいっても自分の担当のプログラム話をしても面白くないので、ここは制作の裏話(?)と愚痴などを書いてみようと思います。 ■使われなかった演出 前面BG(背景とバストアップの間に表示される細長い画像)は背景と同じだけ演出があったのに、使われたのは一部だけでした。最初の仕様では背景と同じだけといわれ、必死に対応したのに(T-T) 桜の花びらが散る演出、これのバリエーションに雪と葉っぱがあったのですが、結局、葉っぱは日の目を見ることがありませんでした。最初使われていたのは永倉のエンディングだけだったのですが、折角作ったのだからと文句を言って他の所でも使ってもらいました(笑)
■才谷梅太郎の表示 隠しキャラ的位置付けの才谷梅太郎。最初1度クリアしないと会話に表示されない仕様でした。これは自分の認知違いだったのですが、誤解をまねかない分こっちの方がよかったと思うのですがどうでしょう?
■伊東甲子太郎エンドがあった!? これ書いてもいいのかな?(ガクガク デバッグ作業中スクリプトを覗くのですが、その時コメントで「伊東甲子太郎ルート」「伊東甲子太郎の親密度を…」など伊東甲子太郎に関するコメントが結構ありました。なくなったのはやはり大人の事情というやつでしょうか?(詳しく調べていないので伊東甲子太郎しか見かけていませんが、もしかしたら没になったルートがもっとあるかも)
■完成はギリギリだった これ書いてもいいのかな?パート2(ガクガク このゲームのデータが揃ったのは提出期限ギリギリだった!!今思うとよく間に合ったと思ってます。デバッグ中も普通にダミー画像とかあったりしましたし、一時はどうなるかと冷や冷やものでした。直前になってプログラムのバグも見つかったりしましたし、もしあの時誰か一人欠けたりしていたなら、『幕末恋華・新選組』は発売延期となっていたかもしれません。くわばらくわばら。
山あり谷あり修羅場あり、色々あってネタは沢山あるのですが、流石にこれ以上はやばいので、この辺りで終わりにします。
2005年6月17日 プログラマー 荒木毅
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