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ブリッジ物販部隊出動結果報告

2009.01.26

イラスト 27.jpg お久しぶりです。2日間の立ちんぼで疲れきっている寺山です。

 D3さんの新選組DS公式サイトのブログに書き込むか、こちらに書き込むか、しばらく迷ったのですが、どうにも弊社販売CDの宣伝っぽい内容になってしまいますので、こちらに書き込むことにしました。

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 昨日、恋華シリーズのイベント「恋華の宴・舞」が厚生年金会館にて最終公演を終えました。会場へご来場いただきました皆様、そしてこのイベント成功のために頑張ってくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

 今回のイベントでは、弊社にて制作した『幕末恋華・新選組 DS』のOPテーマソング「天上の華」のシングルCDを販売すべくブリッジ物販部隊を編成し、イベント会場物販コーナーへ参加させていただきました。

 浅乃(「恋華 ren-ka」「天壌無窮」「願ひ華」「天上の華」などの恋華ソングを作詞作曲した張本人)、寺山の2人に、ブリッジの女性社員3名を加えた5名での参加となったわけですが……

 いつもならイベント台本の監修も終えてお客様気分でイベントを鑑賞させていただいていた恋華イベントですが、物販という立場での参加はまったくの初体験でしたので、何もかもが予測不可能で新鮮な2日間でした。

 それでも、周りの手慣れた方々の売り方を参考にしつつ、またその方たちの温かいご支援もあり、何とか最低限の販売ノルマはクリアできました。お買い上げいただいた皆様、誠にありがとうございます。

 今回は物販メインの参加となりましたが、それでもイベントにおいて演じられる演劇やキャラのコメントなどの監修は、いつも通り担当させていただきました。今回は真面目な演劇を…というご要望があったため、プロットや監修作業などにおいて慎重な対応を取りましたが、あまりに慎重であったため少し反省すべき点も残ってしまいました。

 それでも、「山南は剣を抜かない」「富山の性格」などといった懸案事項はクリアされていましたし、ご迷惑をおかけしたかもしれないと心配していた山崎・鹿取の一人二役も皆川さんが見事に演じてくださいました。本当に頭の下がる思いです。

 1日目だけはブリッジ物販チームもがっつりとイベントを鑑賞させていただきましたが、我々の真の目的は物販の成功です。1日目、2日目とも、フロントはブリッジ女性社員らが販売実働部隊としてつき、寺山と浅乃は後方支援(待機)という基本スタイルにて販売させていただきましたが、複数公演のチケットを買われている方が予想以上に多く、3公演目ともなると物販コーナーに立ち寄られる方の数が目に見えて減ってしまいました。嬉しくもあり、悲しくもあり、という感じでしたね。

 フロントを女性社員としたのは、色男と評判の浅乃はともかく、やはり寺山のようなむさい男が前に立つより…という配慮からです。ただ、D3大池さんのご厚意で2回目の公演もチケットをご用意していただけたこともあり、2回目の公演中は女性陣のみ自由時間とし、その間の物販は浅乃と寺山で担当しました。

 その時間帯にCDをご購入された方の人数は、そう多くはなかったと思いますが、まさか「天上の華」を作詞作曲した本人が手売りしているとは夢にも思わなかったでしょう(笑)

 あえてお名前は伏せさせていただきますが、寺山と浅乃がCDを販売している最中、スタッフさんを経由して我々ブリッジメンバーに励ましのお手紙と差し入れをくださった方がおられました。次にこのような機会があれば、直接お会いしてお礼を言いたいですね。あの差し入れには、本当に勇気付けられました。

 次はどこにブリッジ物販部が出没するかは未定ですが、『幕末恋華・新選組 DS』OPテーマソング「天上の華」シングルCDは弊社オンライン通販でもご購入できます。興味のある方は、以下のリンクへどうぞ。

http://www.vridge.co.jp/shopping_menu.htm

 シングルCDでしか聴けないリアレンジバージョン「天上の華・艶」も収録したマキシシングルです。結局「宣伝っぽい」どころか、まるっきり宣伝になってしまって、申し訳ないですが、何卒よろしくお願いいたします。

『幕末恋華・新選組 DS』発売日決定

2008.10.10

イラスト 26.jpg 夏生まれで冬は嫌いなんですが、時の流れはいかんともしがたく……。どうもお久しぶりです。恋華シリーズディレクターの寺山です。PではなくDの寺山です。

 一度は発表した発売日が変更になってしまうなど、お騒がせしてしまい大変申し訳ありませんでしたが、とにかく11月27日の発売が正式決定いたしました。DS本体、新選組への興味、独自ストーリーの導入による一般的歴史認識の一部改変に対するご理解、それらすべてをお持ちの方には特にお薦めできるものに仕上げることができたと思いますので、ご注目いただけますと幸いです。

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 一方で、PS2版『幕末恋華・新選組』をご購入され、ファンとなっていただいた方々にとってはどうなのか?という疑問も出て当然であると思います。もしも今回の移植が何も足さない、何も引かない“ベタ移植”であったなら、あまり悩まれることもなかったかもしれません。ですが今回の移植においては「足せるものは足すが、何も引かない」の精神で、様々な追加要素を盛り込ませていただきましたし、プレイ環境の向上にも努めました。与えられた予算、期間の中で弊社の努力だけでなく、D3の皆様の大きなご助力があって完成させたものですので、従来ファンの皆様にもお薦めできるレベルにはなっているものと自負しております。ですが、それも結局は寺山個人の感想に過ぎず、PS2版を所持されていながらDS本体はお持ちでない方々もいらっしゃいますし、今後同様の移植を行うことがあれば参考にできるよう、様々な立場の方々からご意見をいただきたく思います。

 なお、まだご存知でなかったり誤解されていたりする方々がいらっしゃるようですが、『幕末恋華・新選組 DS』は完全なフルボイス仕様となっております。追加したイベントももちろん音声アリとなっておりますので、この点につきましてはご安心ください。花柳剣士伝にて採用された辞書などの追加モードも実装し、プレイバックモードなどは花柳の頃よりもさらにパワーアップしています。発売されるまでは色々と不安な面もあるかと思いますが、より多くの方々に本作をプレイしていただけましたら、これ以上の喜びはございません。ひとたびゲームをコンプリートしていただけましたら、「足せるものは足すが、何も引かない」という言葉の意味を、より深くご理解いただけるものと信じております。



 何だかんだで更新が止まりっぱなしとなってしまっており申し訳ございません。新選組DS版のサイトもできているようですので、できればあちらのブログにも顔を出したいと考えております。本当に「できれば」ではありますが…。

『幕末恋華・新選組 DS』

2008.06.12

イラスト 24.jpg えーっと…ご無沙汰しており申し訳ございません。修羅場真っ最中の寺山です。顔面麻痺で顔の左側が一切動かなくなり、味覚もなくなってしまった時はどうしようかと思いましたが…という個人的な話はさておき、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、恋華シリーズ第一作目である『幕末恋華・新選組』がDSで発売されることになりました。

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 ファンの方々にとって携帯ハードへの移植、DSへの移植をどのように受け取られるかは評価の分かれるところかもしれませんが、寺山としては“別ハードへの移植”は「あり」と判断し、再びD3さんとタッグを組ませていただくことになりました。ディレクターは結局、寺山が担当いたします。あれだけ引退すると言って、なかなか引退しませんね、私。嘘つきですみません。

 いまだ雑誌でも詳しい情報がすべて出ているわけではありませんので、今ここで寺山がお伝えできることもそう多くはありませんが、シナリオは40本ほど書き下ろしました。各キャラストーリーの締めであったエピローグのさらに後日のシナリオなんかも書きましたが、既存のキャラストーリーを変容させるものとはならないよう苦心したつもりです。おまけとして追加したシナリオの中には、異色なシナリオもまじっていますが、悪ノリが過ぎたものに関しては花柳のおまけ話同様、「まったくもって架空の話」というエクスキューズを付けさせていただきました。

 以前は花柳のキャラ語りなんかをここにアップしていこうと考えていたわけですが、DSへの移植が決まり、いざ作業が始まるとなかなかそういうこともできず……って、こんなの言い訳ですね。申し訳ございません。ここは花柳のサイトではありますが、新規でDSのサイトを立ち上げるのではなくDS版新選組についても今後開示できる情報などあれば、ここで語りたいと思います。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
顔面麻痺からの驚異的な回復を成し遂げつつある寺山でした。

コミックB's-LOGにて漫画連載中

2008.02.24

イラスト 22.jpg 前回の記事アップから、結構な間が開いてしまいましたね。ようやくコンシューマ事業部の統括を色々と再開し始めている寺山ですが、それでも『コミックB's-LOG』に連載されている漫画のチェックなどで、定期的に恋華に関わる仕事と関わり続けています。黒百合姫さんと言えば前作『幕末恋華・新選組』でも漫画を描いていただきましたが、今作『幕末恋華・花柳剣士伝』でも引き続き漫画化を担当していただいております。tokoさんのキャラに似せつつも、オリジナリティある魅力的なキャラを描かれており、寺山も毎度感心させられています。

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 寺山は『幕末恋華』の名を冠したものであるならどのような内容のものでも本編制作者として絵柄や内容をチェックをさせていただいておりますが、基本的に漫画、特にアンソロジー系の漫画については呼称や最低限のキャラ設定が守られているかどうかだけを確認する程度で、ストーリーそのものにはあまり口出ししません。前作「新選組」を漫画化していただいた際も、そんな感じに近い対応でしたが、今作「花柳剣士伝」ではある程度より深いところまで意見させていただいております。

 ただし、こういった漫画は作家さん個人が表現なさりたい部分を尊重しなければなりませんので、寺山個人の主観を元に台詞だけでなくシナリオごと丸々書き換えることがありがちなゲーム内テキストとは異なり、あくまでも“ご提案”という形にて毎回意見を出させていただいております。

 細かい内容にまであれやこれやと意見を出す寺山は実に疎ましい存在かもしれませんが、そうした試練?にも黒百合姫さんは実によく耐え、黒百合姫さんなりの回答を作品として返してくれます。そんな黒百合姫さんを筆頭とした漫画版制作に関わる方々のご苦労の結果、世界観、設定はゲーム本編に準じながらも、最近では漫画版独自のストーリーが徐々に展開しつつあります。寺山はただ足を引っ張るだけの存在とならないよう、今後も求められる限りご協力を続けてゆきたいと思います。

 寺山も一読者としてこの先どうなることかと楽しんでいる漫画版『幕末恋華・花柳剣士伝』。是非とも『コミックB's-LOG』をお買い上げいただき、より多くの方々に恋華の世界を楽しんでいただければ幸いです。

現況報告

2008.02.11

イラスト 20.jpg 恋華の続編ではありませんが、ディースリー・パブリッシャーさんとは現在、次回作についてご相談を続けさせていただいております。恐らくは、やたら扱いにくいであろう弊社と付き合い続け、なおも次回作のご相談にまでのってくださっているディースリー・パブリッシャー様には心から感謝しております。入念な打ち合わせを経て、もしも次回作の展開が本決まりとなれば株式会社ブリッジとして全力で制作にあたりたいと思います。

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 寺山も陰ながら弊社開発陣のサポートしてまいりたいと思いますが、現在のブリッジディレクター陣は寺山などより、よっぽど有能な人材が揃っていたりします。ブリッジのトップページから、これまで弊社が開発してきたコンシューマゲームをご確認いただければお分かりいただけるかと思いますが、弊社ディレクター陣は十人十色、得意分野もカラーもそれぞれ異なる上、女性向け、男性向け、版権もの、オリジナルもの、多種多様な開発経験を持っております。弊社が開発するゲームのカラーは担当するディレクターによっても大きく変わってまいりますので、今後弊社開発のゲームが発表となれば、誰がディレクターとなるかにもご注目ください。

 2000年の7月に以前の会社の同僚達と6人で立ち上げた有限会社ブリッジも、今では20名以上の社員を抱える株式会社ブリッジとなりました。20名というとそれほど大人数に感じられないかもしれませんが、それでも会社として存続させていくためには常時複数の開発ラインを稼動させ続けなければなりません。『花柳剣士伝』の開発中も、寺山の隣の席のディレクターは『リボーン』を開発し、その隣の席では『召喚少女』を、そして下の階では『らき☆すた』を開発しておりました。まあ、当たり前のことですが、我々のような開発会社において開発ラインが途絶えることは、すなわち会社の危機に直結してしまいます。うちの代表が頼れる人間であることを幸いに、面倒なこともすべて任せきりになってしまっていましたが、今後は寺山も裏方として開発ライン維持のために奔走していきたいと思います。まだまだ、会社としての成長を止めるつもりはありませんので、今後もブリッジという会社にご注目くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。

 とりあえず、うちのディレクター陣にはこれからも頑張ってもらうとして、その隙に寺山は徹夜生活とおさらばし、しばらくは家族とともにいられる時間を増やして心身の安寧をはかりたいと思います(笑)

そういえば、去年は結局釣りにも行けませんでした。
というわけで、今年はぶりっじ釣り部の復活を目指します!

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